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「現代漫画博物館1945―2005」刊行

「日本初の現代漫画事典」をうたう『現代漫画博物館1945―2005』(小学館)が刊行された。戦後60年間を代表する700作品を選んで図版付きで紹介、詳細な年表や人名事典も付いた待望の一冊だ。今後の漫画研究の「基本文献」になりうるか。(石田汗太)

 

■26出版社が協力

 『現代漫画博物館』は、漫画関連の出版社26社が、垣根を超えて協力しあったというだけでも、歴史的な価値がある。

約700作品は、小学館漫画賞、講談社漫画賞、日本漫画家協会賞などの受賞作を中心に、編集者や研究者の意見も入れて選定。年代別に5章に分け、編集委員の米沢嘉博さんによるカラー口絵と解説を挿入した。10月に急逝した氏の漫画評論家としての最後の仕事でもある。

 全作品が図版付きで、見る事典としても楽しいが、資料性が高いのは、各作品の雑誌初出データだ。「スタッフが出版社の資料室や図書館で現物確認した労作」と、編集委員の竹内オサム・同志社大教授も胸を張る。

別冊・資料編には、約500人の作家人名事典と、竹内さん作成の詳細な現代漫画史年表を収録。人名データはすべて作家本人が内容を確認した。漫画家人名録は過去にもいくつか出ているが、情報の鮮度と信頼度で、今回の事典に勝るものはないだろう。「研究者がきちんと使える事典を目指した」という竹内さんの言葉にもうなずける。

 小学館は2004年に、大正~戦前の作品を中心にした『漫画大博物館』(松本零士、日高敏編著)を出している。今回の現代編とセットで、日本漫画史が通覧できる仕組みだ。

 

■「漫画学」の課題

 700作という数は少なくはないが、60年分としては不満もある。「すべてのファンを満足させるのは難しい」と、編集にあたった川村寛・小学館クリエイティブ取締役。「漫画は読者一人一人の思い入れが強い。『なぜあの作品が入ってないの?』という批判もあるでしょう」。他にも、一コマ・四コマ系作品を割愛したこと、出版社の微妙な偏り、人名事典の記述のそっけなさなど、総合事典として使うには物足りない点がいくつかある。作者側から収録を断られたケースもあったという。

 漫画を教える大学が全国で増え、京都市には京都国際マンガミュージアムも開館したのに、まともな漫画事典がこれまで皆無だったというのは、お寒い状況だ。「事典には書誌データの蓄積が必要なのに、地道な研究者が少ない。『漫画学』は、もてはやされる割には底が浅い」と、竹内さんは苦言を呈する。

 

■「大事典」実現を

 フランスでは、1998年に「世界漫画事典」とも言うべき『Dictionnaire mondial de la Bande Dessine´e』(ラルース)の新版が出て、手塚治虫にもほぼ1ページ分を割いている。事典ではないが、今年3月に出た中野渡(なかのわたり)淳一『漫画家誕生 169人の漫画道』(新潮社)は、一人のライターが作家を訪ね歩いたインタビュー集で、結果的に信頼性の高い人物事典になっている。こうした仕事は、もっと注目されていい。

 『現代漫画博物館』が、漫画事典として従来にないレベルの内容であることは間違いない。が、これを里程標として、さらに総合的な『日本漫画大事典』を望みたい。その実現のためには、出版社に加えて、研究者や評論家、漫画家たちの高い意識と連携が不可欠になるだろう。

(2006年11月29日 読売新聞)

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